この本は成功の指南書ではない。 成功の定義そのものが、装置分離の後に崩れたからだ。
旧来の成功——バズ、メジャーデビュー、武道館——を目標にすると、 現代の構造では不幸になりやすい。確率論として。
では何を残すか。
生存を定義する。
生存とは、巨大な数字を得ることではない。 自分で設計した回路(SNE)が、小さくとも回っている状態のことだ。
- N(誰か)が固定されている
- E(次)が接続されている
- S(実体)がCashへ落ちる出口がある
この回路を、誰にも依存せず、アルゴリズムに殺されず、手元に落ちる形で回す。 それがこの時代の尊厳だ。
路上は終わった。 しかし歌は終わらない。
装置が変わっても、人間が歌いたいという衝動(Sの源泉)は消えない。 ならば、賢く、したたかに、配線を繋げ。
夢を見るな。 配線をしろ。