Column ・ 連載
路上はなぜ歌えなくなったのか ——発見・評価・対価の20年史
「歌える人」は増えたのに、「歌で生きる人」は増えていない——。博多音楽振興会の歩み(Ustream Studio+ HAKATA SISTERS・NPOの活動)を背景に、路上ライブの20年を「発見・評価・対価」という3つの装置の変質から記録します。各章は数分で読めます。
目次
- 序章なぜ「歌える人」は増えたのに、「歌で生きる人」は減ったのか
- 第1章路上という発見装置(2000年代)——裁定取引としての路上
- 第2章三種の神器の機能解剖(2000年代)——SNE同期システム
- 補遺路上のスタジオ化——Ustream Studioという中間装置(2010年代)
- 第3章YouTubeによる発見の移管(2006–2019)——「偶然」から「配給」へ
- 第4章TikTokによる評価の断片化(2019–)——人間の素材化
- 第5章残酷な不等式(Evaluation ≠ Remuneration)(2020年代)——対価装置の不全
- 第6章再統合の試み(2020年代)——現代の「三種の神器」はどこにあるか
- 第7章路上の再定義(2025年)——「デビュー」の終わった場所で
- 終章それでも歌う人へ——生存の定義
- 付録参考・要検証リスト・集計手順